空の深さ。

【マイ･プリンセス】（韓国2011年放送）は、
ソン・スンホンとキム・テヒ主演のラブコメ。
父親がその昔、朝鮮王から託されたお金を使って起業した大企業の会長。
その罪滅ぼしの為に、財産を全て還元し皇室再建をすることにします。
それに反対したのが会長の孫で外交官の男性（ソン・スンホン）。
幼い頃両親を亡くし、施設に入り、養母に育てられた女子大生（キム・テヒ）。
彼女が、ずっと会長が捜していた皇室の血を引く唯一の人物・皇女だった、と。
皇室再建を阻む人、再建に協力する人、
いろんな人が絡んでストーリーは進んでいきます。
会長の孫と女子大生は最初は反発するものの、徐々に惹かれ合うようになる。
でも二人にはそれぞれ立場があるので、すんなり結ばれる状況ではないの。
会長の孫は女子大生を助けるために、わざと憎まれ役になったり、
自分の立場が悪くなるのを覚悟した行動を取ります。

『皇女をやめて俺の女になれ』とかねー、歯の浮くような台詞満載でねヽ(´ー`)ノ
『そんなに俺の事好きなのか』的なことも言うしね。
ソン・スンホンが言うからまだ許せるけど・・・。
ホントね、わたしからしたらバカップル（´∀｀）キッパリ
女子大生はサバサバした裏表のない、明るくて可愛らしいキャラクター。
キム･テヒにそういうイメージなかったんだけど、すごく合ってたと思う。
頭使わないで、気楽に見れる作品でした！


【赤と黒】（韓国2010年放送<原題：悪い男>）は激ハマりした！
DVDに焼いて保存盤にしたくらい！！！
日韓共同制作の作品だそうで、日本ロケもありました。
撮影途中で主役のキム・ナムギルさんの兵役行きが決まり、
全20話→17話に短縮されたそうです。
顔が映らないシーンは代役を立て、入隊前日まで撮影していたとのこと。
終盤あまり出てこないんだよー(ノД`)
兵役行きがなければ、また違ったラストになってたかも･･･って話です。
本当に良い作品だと思うので、ちょっと残念だな（´А｀）
でも↑を知ったのは全部見終わった後で、全然違和感なく見れましたよー。
主役があまり出てこないのも、【朱蒙】であったから全然疑問に思わなかったヽ(｀д´）ﾉ


財閥の会長が外で作った子供で、
両親から無理矢理引き離され財閥家に引き取られた男の子。
１年経ったある時、本物の会長の子供が別に見つかったという事で、
ニセ者だと追い出されてしまう。
追い出された事を知った両親は迎えに来るが、
その途中で不慮の事故に遭い帰らぬ人となり男の子は天涯孤独に。
そんな過去を持つ男性ゴヌクが（キム・ナムギル）、財閥一家に復讐していく話。
会長の娘たち（姉妹それぞれ）に近づいて自分を好きになるよう仕向けたり、
息子たち（長男、自分の変わりに引き取られた子―次男<キム・ジェウク>）もおとしいれていきます。
そんな中、会長夫人が経営する画廊に勤める女性ジェイン（ハン・ガイン）と出逢います。
親しくなっていき、ゴヌクはジェインを心の底から愛するようになるのだけど･･･。

毎話、涙なくしては見れなかった。
ゴヌクがねー、ジェインに本当の気持ちを言えなくて苦しんでる様子とか。
根本は悪い男じゃないのよね、凄く優しい。
ジェインに対してはそれがよく感じられる。
キム・ナムギルさん、演技上手いね！
台詞がなくても表情で心情が読み取れた（´∀｀）スバラシイ
ゴヌクとジェイン、財閥家・次男との微妙な三角関係が見所かなぁ。
ゴヌクとジェインの妹とのシーンは、哀しいシーンが多い中、ホッとできて好き♪
ジェインの妹（とは知らずに出逢うんだけどね）と一緒にいる時の姿が、
ゴヌクの素なんだよね。

ラストはね、衝撃的！
今まであんなラストの作品見た事ないと思う。
『((((；ﾟДﾟ)))エエーっ、そうなの?!』って開いた口は塞がらないし、
涙止まらないしで大変だったー(´∀｀*)

好きなシーンを何回も見直して、
『この発言はこういう理由からだったのかー』とか、いろいろ発見して楽しんでるよ！
我ながら、気持ち悪いくらい見てる(笑)
終盤～ラストはまだ１回だけだけど。

しかし、キム・ジェウクさんは在日経験あるから日本語上手だね。
前見たインタビュー番組で普通に日本語で答えてたし、
「おふくろ」って言ってたよ！
Σ(゜д゜;)　もはやネイティブ！
10/7から毎週金曜日、BSプレミアムで吹替え版の放送が始まるんだけど、
ジェウクさんの日本語シーンも吹替えられちゃうんだよね？
んー、できればそのままのを見ていただきたい（´А｀）
会長夫人の、あのキーキー声は吹替えでも再現されるのかな･･･。

ただの復讐話だけじゃなくて、恋愛も絡んで行くし、
最後まで飽きずに見られると思います！